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新色リリース – Odaka シリーズ

Fukushima Watch Company の自動巻きモデル「Odaka」に、3つの新色が加わりました。

これにより、Odakaシリーズは従来の5色に加え、全8色展開へと拡大しました。
いずれも、福島県南相馬市の農産物をモチーフとした色彩を採用し、文字盤とストラップの両方に表現しています。

◾️新色ラインナップ
・Odaka / Grape Purple
・Odaka / Persimmon Orange
・Odaka / Salmon Grey

- 発売日:2025年12月6日(土)
- 価格:各66,000円(税込)

Odaka は、Fukushima Watch Company の拠点である 福島県南相馬市小高区から着想を得たモデルです。

震災後、多くの時間を経て再び人が戻り、暮らしが育まれ続けているこの地域。
Odaka の色は、その風景、文化、記憶を静かに映し取り、日常にそっと寄り添う存在としてデザインされています。

華美ではない、深みのある色彩。
長く使うほど、自分の時間に馴染んでいく一本です。

<カラーテーマ>

▼Salmon Grey : 地域と鮭――小高に根づく“帰還”の物語

この地域の川には、長い旅を終えた鮭がふるさとへ戻る姿が、季節の風景として親しまれてきました。
その静かで力強い流れを、私たちはグレーの文字盤に映し込んでいます。

震災後、避難区域となった小高にも、少しずつ人々が帰り、暮らしが再び育まれています。
「帰る」という行為は、生きる力そのもの。
海から川へ、遠くからふるさとへ――鮭の遡上と人々の歩みを重ね合わせ、希望を帯びたグレーとして表現しました。

フォーマルにもカジュアルにも馴染むこの色は、“帰還”の物語を、穏やかにそして明るく手元に伝えます。

▼Persimmon Orange:小高の実りを纏うオレンジ。澄んだ艶と温もりで、日常に前向きなワンアクセント。

小高区の家々の庭先には、代々大切にされてきた柿の木が多く見受けられます。

秋に実り、冬には干し柿や柿餅となって食卓に並ぶ――その営みは、季節の恵みを分かち合うコミュニティの文化を形づけてきました。

その明るさと温もりを、澄んだオレンジの文字盤に込めました。

Persimmon Orange は、家族やまちの記憶を未来へつなぐ一本です。

▼Grape Purple:小高をワインの里へ——こやぎファームの挑戦

南相馬市小高区に広がるぶどう畑。その中心で新しい挑戦を続けているのが、元酪農家の 三本松貴志さん(こやぎファーム) です。

震災と原発事故により酪農を断念し、家族と避難生活を送った三本松さん。しかし故郷への思いは途切れることなく、「この土地で再び生きる道をつくりたい」と、ワインづくりへの挑戦を決意しました。

近隣のワイン農園で経験を積み、2019年に小高へ戻ってぶどう栽培をスタート。かつて牛舎だった場所を開墾し、地域名に由来する 「こやぎファーム」 を立ち上げました。

現在は4ヘクタールの畑で約7種類・7000本のぶどうを栽培。ボランティアにも支えられ、地域を代表する新しい風景となっています。

2021年に初出荷、2024年には希少な赤のスパークリングワインにも挑戦しました。

三本松さんが目指しているのは、「地元に根付くワインづくり」。

地元で獲れたホッキ貝の貝殻を肥料として再利用するなど、地域の資源を生かしながら、土地の恵みをそのまま味わえるワインを追求しています。

「地元の人に愛されるワインをつくりたい」
その想いを胸に失われた土地から未来を育てるこやぎファーム。
そこで実る一粒一粒は、小高の再生と希望を象徴しています。

Odaka / Grape Purpleは、この農園で生まれている“再生と挑戦の色”を宿し、まちに流れる時間を、手元にそっと宿す一本です。

◾️商品仕様
・ケース径:36mm
・厚さ:13.5mm
・ベルト幅:18mm-16mm
・手首周り:約15cm-20cm
・ムーブメント:自動巻(MIYOTA Cal.82S5 / 21,600振動 42時間パワーリザーブ 21石)
・精度:-20~+40 秒/日
・防水:日常生活防水(5気圧)
・風防:ミネラルガラス
・ストラップ:本革
・材質:ステンレススチール(SUS316L)
・製造:日本製
・付属品:箱、保証書、取扱説明書

◾️最後に

小高の四季、文化、人々の営み。
そこに息づく色を拾い上げ、腕時計として形にしました。

この時計が、手に取ってくださる方の日常に、静かに寄り添う存在となれたら嬉しく思います。